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随心学
まず、日本政府は医療保険制度の改革を行った。1982年、老人保健法を制定し、各医療保険保険者にも費用を負担させ、国庫負担減を図った。さらに、84年からは被用者医療保険本人の給付を1割自己負担とし、医療費の伸び率を押し下げようとした。続いて、年金保険の改革に着手した。1986年、国民年金を全国民共通の基礎年金を支給する制度とし、財源は加入者全体で公平に負担していくことにした。やがて年金保険においては、厚生年金の支給開始年齢が60歳から65歳に引き上げらた。さらに、児童手当、生活保護と制度改革が進められてい